チャンピオンズカップの傾向とは? 血統や騎手も合わせて解説

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中央競馬に2つしかないダートの
G1レースの1つチャンピオンズカップ。

前身のジャパンカップダートを含めると
18回の歴史がありますが、その間に
2度も条件が変わった稀有なレースです。

現在の中京ダート1800mとなってから
まだ4回しか開催されておらず、難しい面が
多いですが、傾向を探ってみました。

ダートの№1ホースを決める
チャンピオンズカップは
どんな特徴を持ったレースなのでしょうか?

良い年末年始を過ごすためにも
的中させておきたい、このレースの秘密に
探っていきましょう!

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チャンピオンズカップの傾向! 脚質や血統によって異なる?

出展:https://ja.wikipedia.org/

チャンピオンズカップ(G1)

競馬場:中京競馬場
距離:ダート1800m
出走条件:3歳以上

現在の施行条件は、上記となります。

2000年に創設された
ジャパンカップダートが前身となり
2007年までは東京の2100m、
(2002年を除く)

その後、2013年までは
阪神の1800mで競われていました。

中京の1800mとなってからは
4回しか行われていませんが、
脚質や血統面の傾向を見てみましょう。

レースは逃げ馬が有利ってホント? 先行馬が良い理由!

まずは脚質を探っていきましょう。

中京ダート1800mは、全クラスで
先行馬が有利な成績を残しています

向こう正面で下って、最後の直線で上る
というアップダウンが激しいコースなので
スタミナのある先行馬向きです。

ですので、先行馬と合わせて
逃げ馬も割と良績を残しています。

しかし、クラスが上がるにつれて
先行争いが激しくなるので
チャンピオンズカップでは、
差し、追い込み馬の台頭も。

4回のだけで先行勢決着になったのは
2014年のみ。

15年~17年は、差し、追い込みが
優勝しているので、先行馬有利と
決めつけるのは禁物。

前が早くなるか否か、出走馬の
脚質から展開を読む必要性があるコースです。

レースに強い血統は? 産駒も合わせて解説!

チャンピオンズカップの勝ち馬の
血統を見てみましょう。

2014年ホッコータルマエ牡5父キングカメハメハ
2015年サンビスタ牝6父スズカマンボ
2016年サウンドトゥルー騸6父フレンチデピュティ
2017年ゴールドドリーム牡4父ゴールドアリュール

と、4回だけなのでバラバラです。

チャンピオンズカップとなってから、
馬券圏内に入っている馬の父は、
こちらも、本当にバラバラ

血統面よりも、馬の個性と展開から
勝ち馬を読み解くレースと言えるでしょう。

レースに強い馬年齢は何歳?

チャンピオンズカップになってからの
勝ち馬の年齢は、

  • 4歳:1勝
  • 5歳:1勝
  • 6歳:2勝

ダート重賞の傾向通りに、
ベテランにもチャンスがあるレースです。

創設から勝ち馬を見てみると

  • 3歳:3勝
  • 4歳:3勝
  • 5歳:8勝
  • 6歳:3勝

5歳馬が圧倒的に優勢

5歳の有力どころを中心に
馬券を組み立てるのが良さそうです。

また、18回の歴史の中で、
牝馬の優勝は1勝、
騙馬は外国馬を含む2勝と
牡馬向きのレースです。

チャンピオンズカップは枠に有利不利があるってホント?

出展:https://ja.wikipedia.org/

続いては、チャンピオンズカップに
有利な枠があるのか見てみます。

過去4回の枠順別の成績は

1枠:0.1.2

2枠:1.2.0

3枠:0.0.1

4枠:1.0.0

5枠:2.0.0

6枠:0.0.1

7枠:0.1.0

8枠:0.0.0

数が少ないですが、内目の枠から
馬券に絡んでいる馬が僅かに多いです。

これは中京ダート1800mの傾向と
マッチしますので、迷った時は
内枠を選ぶぐらいの判断材料にしたい所です。

ただし、ダートの場合は、
砂を嫌がる馬は外枠の方が良いので、

くま

馬の個性と枠が合っているか?

見極めてください。

チャンピオンズカップは荒れる? 歴代のレースを検証!

4回しか実施されていませんが、
歴代のチャンピオンズカップの
上位入線馬の人気を確認してみましょう。

2014年:2人気→8人気→3人気

2015年:12人気→3人気→5人気

2016年:6人気→1人気→10人気

2017年:8人気→1人気→9人気

と、まだ1番人気が優勝していません。

この4年間で1番人気になったのは
いずれも逃げ・先行馬で、
2014年は出遅れ、15年~17年は
差し馬に屈するといった内容。

先行馬有利のコース形態と思われたものの
差し馬向きのレースになっている
ということの表れと言えるでしょう。

馬券圏内の12頭のうち8頭が、
それまでにG1(Jpn1)を勝っている馬
G1馬以外の4頭のうち3頭は、
JRAのダート重賞勝ち馬となっています。

チャンピオンズカップの得意な騎手は誰?

出展:https://ja.wikipedia.org/

チャンピオンズカップになってからの
勝利はありませんが、過去10年では
クリストフ・ルメール騎手が
2勝を挙げています。

近年は2着止まりですが、創設からだと
武豊騎手が4勝で最多勝となります。

中京ダート1800mという条件だと
武豊騎手、福永祐一騎手の勝率、連対率が
高く出ているので、この2人が
騎乗する場合には、気にかけたい所です。

また福永騎手の同期の古川吉洋騎手も
馬の質を考えると、高い成績を残しています。

まとめ

今回は、ダート王者決定戦
チャンピオンズカップの傾向を見てきました。

  • コース的には先行有利だが、展開次第で差しの台頭有り
  • 僅かに内枠有利
  • 5歳馬が強い
  • 1番人気が勝ちきれない
  • レースに強いルメール、武豊
  • コースが得意な武豊、福永、古川

まだ、現行条件になってからは
4回しか行われていませんが
こういった傾向が見えてきました。

これまで1人気は、先行馬ばかりでしたが
今年あたりは差し馬になるかもしれませんね。

まだまだ、傾向がつかみにくいレースですが、
だからこそ、高配当の可能性
あるとも言えます。

はっきりとした傾向が見えてくる前に
チャンピオンズカップで良い配当を
的中させてください。

下の記事ではチャンピオンズカップの
過去10年のデータを紹介しています。

⇒チャンピオンズカップの過去の結果! 10年分のデータを紹介

チャンピオンズカップの前走レース結果・
性齡・脚質など一覧でご紹介しています。

ぜひ、レース予想の参考データとして
ご覧ください。