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フェブラリーステークスの傾向とは? 歴代の血統や騎手を紹介

フェブラリーステークスが

いぬ

1年最初のJRAのG1レース!!

ということで、的中させて良い気分で
本格的なG1シーズンに臨みたいですよね?
(「どのレースも当てたい」
という声は置いておいて……)

今回は、フェブラリーステークスの
傾向について探ってみました。

創設以来、同じほぼ同じ条件で行われている
2月の名物レースで活躍する馬には
どんな特徴があるのでしょうか?

東京競馬場のダート1600mを舞台にした
砂の王者決定戦に迫っていきましょう!

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フェブラリーステークスの傾向! 脚質や血統によって異なる?

出展:https://www.youtube.com

フェブラリーステークス(G1)

競馬場:東京競馬場
距離:ダート1600m
出走条件:4歳以上

こういった条件で実施されるのが
フェブラリーステークスです。

G1が行われるコースとしては
最も広い東京競馬場のダートの
マイル戦が得意な脚質や血統を
まずは、見て行きましょう。

レースは先行馬と差し馬のどちらが有利?

過去10年のフェブラリーステークスの
勝ち馬の脚質は

逃げ馬…1勝

先行馬(逃げ以外の道中5番手以内)…5勝

差し馬(道中10番手~5番手)…2勝

追い込み(道中15番手以降)…2勝

という結果でした。

基本的には、逃げ・先行馬が有利な
レースだと言えるでしょう。

ダートではスピードの持続力が求められる
傾向が強く、好位で進めた馬が
ロングスパートで押し切るのが
ダートで強い馬の特徴。

フェブラリーステークスでも
同じような傾向が表れていると言えますが
他のダート戦と比べると、差し・追い込みの
台頭が比較的多いと言えます。

直線が長いため、末脚自慢の馬でも
十分に巻き返すことができるコースです。

先行馬を中心に考えながら、
他のレースで追い込みが届かなかった馬を
フォローするのが馬券のポイントになります。

レースに強い血統や産駒はあるの?

過去10年のフェブラリーステークスで
エスポワールシチー、コパノリッキー(2勝)
ゴールドドリームと3頭の産駒で
ゴールドアリュールが計4勝を挙げています。

他に複数回優勝馬を出している種牡馬はなく
ゴールドアリュール産駒が最も得意としている
舞台だと言えるでしょう。

それ以外で注目したいのは、種牡馬ではなく
外国産馬

ダートの本場・アメリカで生産された
テスタマッタやモーニンが優勝しています。

出走頭数の割に、馬券に絡む確率が高いので
このレベルに出走してくる外国産馬は
評価しておきたいところです。

レースに強い馬年齢は何歳?

続いて、優勝馬の年齢を見てみましょう。

過去10年の年齢別の勝利数は

4歳馬…4勝

5歳馬…4勝

6歳馬…2勝

となり、4歳5歳という勢いのある
世代を優先したいレースです。

勝ち馬は若い世代が多いのですが、
馬券圏内で見ると、

過去にこのレースで
好走した馬が忘れた頃にやってくる

という特徴もあります。

エスポワールシチーは
5歳で優勝し、8歳で2着。
インカンテーションは
5歳で2着、8歳で3着。

ノンコノユメは
4歳で2着、6歳で優勝
と、間を空けて好走しています。

また、連覇をしたコパノリッキーや
優勝、2着と続くコールドドリーム
という例もありますので、高齢馬でも
レース実績のある馬は注意が必要でしょう。

フェブラリーステークスは有利枠があるってホント?

東京のダート1600mは、
スタートから150mほど芝を走った後に
ダートに入っていきます。

しかも芝の部分は、内よりも外の方が
30mほど長いというコース。

基本的には、芝を長く走れる外枠の方が
前半に加速しやすいので有利
と言われています。

フェブラリーステークスの場合は、
どうなのでしょうか?

過去10年の枠番別の馬券割合は

1枠(1.0.1)

2枠(3.2.1)

3枠(0.1.3)

4枠(0.1.0)

5枠(0.1.4)

6枠(2.0.1)

7枠(2.4.0)

8枠(2.1.0)

となっていて、6枠~8枠で
6勝2着5回と連対数の半数を超えています

真ん中の枠が3着ばかりに
なっている点も踏まえると
外枠が有利というのは、間違いなさそうです。

フェブラリーステークスの歴代レースを検証! 荒れるってホント?

続いては、フェブラリーステークスの
配当の傾向を見てみましょう。

過去10年の1番人気の成績は(3.2.3.2)

勝率は、そこまで高くありませんが
連対率5割、複勝率8割と
基本的には信用できそうです。

人気サイドでの決着が多く、
3連単が1万円前後という年が
珍しくないのですが、2012年~14年は
3年連続で3連単10万円オーバー。

特に2014年は、2着に2番人気
3着に1番人気が入ったものの
1着のコパノリッキーが、まさかの
最低16番人気。

■2014年フェブラリーステークス

単勝1327,210円
枠連7-810,560円
馬連13-1584,380円
ワイド13-1515,760円
11-1314,890円
11-15240円
馬単13-15256,050円
3連複11-13-1555,360円
3連単13-15-11949,120円

このような大荒れとなりました。

しかし、過去10年で10番人気以下の快走は
このコパノリッキーのみ。
人気馬を信頼しながら、9番人気までの馬と
組み合わせる形がベターと考えられます。

フェブラリーステークスの得意な騎手は誰?

最後にフェブラリーステークスと
相性が良い騎手を探ってみましょう。

過去10年では内田博幸騎手と
ミルコ・デムーロ騎手が
2勝ずつ挙げています。

デムーロ騎手は2着も2回あるので、
このレースとの相性が最も良い騎手だと
言えるでしょう。

また、この条件が得意な調教師が
何人かいます。

村山明調教師、安田隆行調教師が
過去10年で2頭の勝ち馬を出している他、
その前も含めると石坂正調教師も
2頭の優勝馬のトレーナーです。

ダート路線が得意な調教師の管理馬を
狙うのも1つのポイントかもしれません。

まとめ

今回は、JRAの1年最初のG1レース
フェブラリーステークスの傾向を
ご紹介してきました。

  • 基本的には、逃げ・先行馬が〇
  • ゴールドアリュール産駒と外国産馬
  • 4歳、5歳が有利
  • 過去の好走馬は高齢馬でも注意が必要
  • 外枠が好成績
  • 人気馬を信頼。ヒモは9番人気まで
  • デムーロ&内田騎手が好相性
  • ダート得意な調教師をチェック

といった傾向が見られました。

ダートのトップクラスが集結するだけに
過去のデータが参考になりそうなレースです。

こちらを頭の片隅に置きながら、
1年の競馬運の運試しをしてみてください。

下の記事ではフェブラリーステークスの
過去10年のレース結果を一覧表で
まとめています。

フェブラリーステークスの過去の結果! 10年分のデータを紹介

合わせてお読みになり
ぜひレース予想にお役立てください。