京王杯スプリングカップとは? 傾向や歴代の血統&脚質を調べてみた!

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春のマイル王を決める
安田記念への優先出走権が与えられる
前哨戦・京王杯スプリングカップ。

安田記念を占う上で、
同じ競馬場で開催されるということもあり
重要視されているレースでもあります。

そこで今回は
京王杯スプリングカップについて
ご紹介していきたいと思います!

過去にどんな馬たちが勝ってきているのか、
どんな血統が勝ちやすいのかなど
徹底解説していきます☆

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京王杯スプリングカップの日程はいつ?出走時間や賞金についてご紹介!

京王杯スプリングカップは
1956年に創設された重賞競争です。

このレースの1着馬に、
地方競馬所属馬には本レース2着以内の馬に
安田記念への優先出走権が与えられます。

ウマ
ウマ

元々、開催は2月下旬〜3月上旬、
1600mのコースだったんだよ♪

1972年から開催が春季後半開催、
1996年に5月上旬開催に

なったんだって!

 

距離は何度かの変更を経て
1981年から

今の1400mに変更したんだよ。

安田記念が同じ東京競馬場で
開催されるため、

前哨戦として重要とされる
レースとなっています。

まずは2018年のレースをご覧ください。

開催される東京競馬場では

  • NHKマイルカップ
  • ヴィクトリアマイル
  • 東京優駿
  • 安田記念
  • 天皇賞(秋)
  • ジャパンカップ

が開催される競馬場でもあります。

京王杯スプリングカップの距離は? コース特徴も紹介


出典:http://www.jra.go.jp

京王杯スプリングカップは創設当時より
東京競馬場にてレースが行われます。

東京競馬場
  • 所在地:東京都府中市日吉町1−1
  • コース:左回り

バックストレッチ半ばからスタートする
左回りのレースとなっています。

スタート後60mで緩やかな登りになり、
350mほどで第3コーナーとなります。

そのため、
1400mと短距離であるにも関わらず
スローペースになりやすいのが特徴です。

京王杯スプリングカップのレコードタイム・平均タイムをご紹介!

では京王杯スプリングカップの記録を
見ていきましょう!

京王杯スプリングカップは第63回に
ムーンクエイクが記録した、
1:19.5がレースレコードとなっています。

その時のレースはこちら!

この他、
過去5レースのタイムは以下の通りです。

第63回1:19.5
第62回1:23.2
第61回1:21.4
第60回1:21.6
第59回1:19.7

平均すると1:21.08となっています。

京王杯スプリングカップの優勝賞金はいくら?

京王杯スプリングカップはGⅡレースですが、
他のGⅡのステップアップレースに比べ
賞金が少し低いです。

京王杯スプリングカップレース賞金

1着:5900万円
2着:2400万円
3着:1500万円
4着:890万円
5着:590万円
(2018年度開催)

同じステップアップレースである
金鯱賞の優勝賞金は6200万円です。

金鯱賞で優先出走権が与えられる
天皇賞(春)は八大競走の一つで、
GⅠの中でも格式高いレースです。

その前哨戦ともなると
賞金も高いということですね。

京王杯スプリングカップの傾向は?騎手や歴代のレースについてご紹介!


出典:http://www.jra.go.jp

ここからは京王杯スプリングカップの傾向を
ご紹介していきたいと思います。

過去のレースを振り返り、
どんな馬が勝ちやすいのか、

京王杯スプリングカップに
強い血統・騎手などいるのか
調べて見ました☆

京王杯スプリングカップの傾向は脚質や血統はどう影響する?

京王杯スプリングカップは

バックストレッチ半ばからスタートする
左回りのレースとなっています。

スタート後60mで緩やかな登りになり、
350mほどで第3コーナーとなります。

短距離のレースでは
ハイペースにはなりやすいのですが、

京王杯スプリングカップではその逆で
スローペースになりやすいレースと
言われています。

そのため、スプリンターよりも
マイラーの方が好走しやすいようです。

京王杯スプリングカップで有利な脚質はどれ?

上記でもご紹介した通り、
京王杯スプリングカップはコースの特性上、

短距離であるにも関わらず
スローペースになりやすいです。

そのため、レース終盤で
勝負をかけられる馬が有利とされ、
差し・追込タイプが好走しています。

京王杯スプリングカップに強い血統はある?産駒を解説!

歴代の優勝馬を見ていくと
スピード力の高い種牡馬の産駒が
好調のようです。

ディープインパクトや
ダイワメジャーの産駒ですね☆

そして最後の直線でも
登り坂があるため、
パワーも兼ね備えている必要があります。

そのため、母父の血統で
スピードとパワーを持ち合わせた
ノーザンダンサー系の馬がよく走っています。

京王杯スプリングカップが得意な騎手は誰?

競馬は馬の力だけでは勝敗は決まりません。

その日に騎乗する騎手によっても
結果は変わってきます。

では京王杯スプリングカップを
得意とする騎手はいるのでしょうか?

過去5年の着順は以下の通りです。

開催年度1着騎手2着騎手3着騎手
2018年(第63回)ルメール石橋脩蛯名正義
2017年(第62回)デムーロ岩田康誠戸崎圭太
2016年(第61回)川田将雅戸崎圭太デムーロ
2015年(第60回)戸崎圭太福永祐一横山典弘
2014年(第59回)北村宏司川田将雅三浦皇成

結果を見ていくと
戸崎騎手が1着1回、2着1回、3着1回の
3回入賞しています。

また川田騎手も1着1回、2着1回、
デムーロ騎手も1着1回、3着1回の
2回入賞しています。

この3人が騎乗する馬は
見ておいた方が良いかもしれませんね。

京王杯スプリングカップで有利な枠はどこ?

馬・騎手と見てきましたが、
枠順も予想するのに重要な要素と言えます。

過去5年の着順を枠別で見てみましょう!

開催年度1着2着3着
2018年(第63回)3枠8枠1枠
2017年(第62回)7枠8枠6枠
2016年(第61回)7枠8枠1枠
2015年(第60回)6枠7枠4枠
2014年(第59回)5枠6枠3枠

7枠と8枠の入賞率が高めですね。

最後の直線で勝負をかけるので
勝負をかけるための位置どりが
重要となります。

そのためか、
7枠8枠の入賞率が高めと言えますね。

京王杯スプリングカップは荒れる?歴代レースを検証!

競馬は見る専門という人もいますが
ほとんどの人が馬券を購入しています。

となれば荒れてくれると
馬券購入する側としては嬉しいですよね。

そんな京王杯スプリングカップは
どうなのでしょか?

過去5年の着順を人気別で見てみましょう!

開催年度1着2着3着
2018年(第63回)4人気7人気2人気
2017年(第62回)2人気11人気4人気
2016年(第61回)3人気7人気2人気
2015年(第60回)5人気2人気7人気
2014年(第59回)10人気2人気7人気

2番人気の馬が必ず入賞し、
1番人気の馬は1度も入賞できていません!

そして、7番人気の入賞率も高めなんです。

となると、
予想する上では1番人気は外し、
2番7番人気の馬を中心に購入すると
いいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は京王杯スプリングカップについて
解説していきました。

まとめるとこんな感じです。

京王杯スプリングカップとは
  • 安田記念の前哨戦レース
  • JRA主催のGⅡで芝1400m、
    開催は東京競馬場
  • スピードの他、パワーも必要
  • 差し・追込が優位
  • 父にスピード系
    母父にスピード+パワー系の
    産駒が好走
  • 1番人気は入賞せず、
    2番7番人気の入賞率高め

京王杯スプリングカップは
1400mの短距離戦であるにも関わらず、
短距離の特徴であるハイペースにはなりにくく、
スローペースになりやすいとされています。

そのため、最後の直線で
勝負をかけられるだけのパワーが
必要となっていきますので、

そこに強い血統の産駒が勝ちやすいようです。

また、この記事の他に京王杯スプリングカップの
過去10年のレース結果をまとめた記事が
ありましたのでご紹介します。

京王杯スプリングカップの過去10年のレース結果! 成績データ&動画一覧表

ぜひレース予想をする上での
参考にして見てください。