馬の性格! 競走馬のエピソードをご紹介!

生き物である競走馬は、その性格も様々!
穏やかで人懐っこい馬もいれば、
わがまま放題の暴れん坊も存在します。

今回は、個性豊かな競走馬のキャラクターを
エピソードを交えてご紹介していきます。

まるで人間のような振る舞いをする
王様キャラの馬や
涙なしでは語ることができない
往年の名馬まで

競走馬の性格を紹介している
エピソードはたくさんあります。

強い、速いだけではない
愛すべき競走馬たちの魅力に
迫っていきましょう!

 


馬の性格の特徴! 馬は臆病なの?

草食動物である馬は、肉食動物から
身を守るために視野は350°あり、
高音域は人間以上に敏感に
聞き取ることができると言われています。

これだけ視覚や聴覚が発達しているだけに

周囲の動きや音を
かなり警戒している動物

というのが一般論です。

とは言え、これは馬全体の特徴に過ぎず
馬によって性格や特徴が
全然違ってきます。

個性的な性格が有名な馬を
少しご紹介してきます。

気性が荒い競走馬をご紹介

2015 宝塚記念

自己主張の激しい馬の事を
「気性が難しい」や「気性難」
「気性が荒い」と言ったりしますが
これは、闘争心と紙一重。

大活躍した馬の中には、
激しい気性に関するエピソードが
残っている馬もたくさんいます。

サンデーサイレンス

現在の日本競馬の基盤を作った
名種牡馬ですが、気性の難しさを
示すエピソードは数知れず。

現役時代には、レース中に他の馬に
噛みつきに行きそうになったとか、
気性が悪すぎて、騎手が騎乗を
嫌がったというものまであります。

その気性の悪さは、産駒にも
受け継がれ、サンデー産駒の
活躍馬にも気性の難しい馬は
多くいました。

晩年も気性の難しさは相変わらず
だったようですが、同じ牧場で
繋養されていたメジロマックイーンが
隣にいるとなぜか大人しくなったのだとか。

ゴールドシップ

父はサンデーサイレンス産駒の
ステイゴールド。母の父が
メジロマックイーンという血統。

お爺さん同士の相性は良かったのに
生まれた孫は、やんちゃなガキ大将。

1番人気に支持された2016年の
宝塚記念では、ゲートで他の馬を
威嚇して立ち上がり、大出遅れ。

スタート直後に史上初の同一G1
3連覇の夢が立たれる
1人芝居“ゴルシ劇場”を見せました。

若駒の頃は、騎手に従順な面も
見られましたが、年と共に
自己主張が激しくなり

気分が乗れば圧勝。乗らなければ
スキップをして帰ってくるような
ピンかパーかの馬に。

気性難が露わになるにつれて
どんどんファンが増えて行った
不思議な魅力のある馬でした。

スイープトウショウ

牝馬として39年ぶりとなる
宝塚記念優勝を達成した名牝。

2歳でデビューした頃から
気性の荒さを見せていましたが
年齢と共に、気難しさが悪化。

調教を嫌がり馬場に入らず

調整ができないという理由で
レースに使えないこともあった1頭。

G1の本馬場入場の際に、
動かなくなり、返し馬ができなかった
というエピソードも持っています。

他にも気の荒いエピソードを持った
馬はたくさんいますが、気の荒さが
レースでの爆発力に繋がる傾向も
あるようです。


気性が穏やかな馬をご紹介

【高松宮記念】競馬界の女神が桜花賞以来のGⅠ制覇へ挑むレッツゴードンキ・梅田智之調教師を直撃

一方で、活躍馬の中でも
オンとオフの切り替えが上手で
穏やかで扱いやすい馬も
たくさん存在しています。

スペシャルウィーク

生まれた直後に母が
亡くなったために人間に
育てられたという馬。

そのためか、非常に人懐っこく
人間みたいな馬だったようです。

管理した調教師によると
「人の言葉がわかるのでは?」
と何度も思ったほど、素直だった
ようです。

気難しいエピソードが多い
サンデーサイレンス産駒ですが、
G1に4勝もしたこの馬には
そんなエピソードがまったくありません。

レッツゴードンキ

競馬界のグラビアアイドル
とも言われている桜花賞馬。
関連ワードで「かわいい」が
出てくる1頭です。

見た目だけでなく性格もカワイイようで
取材にきた人に甘えた様子を見せ
虜にしていると言います。

そんなレッツゴードンキの
1番のエピソードは、カメラ目線。

返し馬を行って待機所に着いた途端
急停止。待機所を狙っていたカメラに
愛想を振りまきファンサービス。

鞍上は苦笑いしていましたが、
その姿でファンが急増しました。

気性の荒い馬の場合は、目立つ
エピソードが色々と出ていますが、
穏やかな馬は、悪さをしないので
エピソードが少ないようです。

暴れたエピソードがない馬は、
素直な馬が多いと言えそうです。

有馬記念でのハイセイコーの悔し涙とは?

人気のある馬ほど、人間のように
語られることがあるのが競馬。

元祖アイドルホースと呼ばれる
ハイセイコーと検索すると
“涙”が関連ワードとして出てきます。

ハイセイコーについては、こちらの
記事で詳しくご紹介していますが
⇒ハイセイコーとは?レース動画や血統・産駒を徹底解説!

とあるサイトでは、

有馬記念で敗れた
ハイセイコーが悔し涙を流した

と書かれていました。

ですが、これは、シンボリルドルフの
エピソードが誤って、ハイセイコーの
話にすり替わったと考えられます。

皇帝と呼ばれ、史上初の無敗の
3冠馬となったシンボリルドルフ。

1985年の天皇賞秋で
大外枠を克服して先頭で
ゴールに入ろうとした直前、

伏兵ギャロップダイナの強襲に合い
2着に敗れてしまいます。

その悔しさからか馬房に戻ってから
涙を流したと言われていて、
このエピソードは広く知らいます。

キーストンは落馬したジョッキーに寄り添った

出典:https://www.youtube.com/

悲運の名馬として知られる
1965年の日本ダービー馬
キーストン。

彼の最期は、人に対する気遣いや、
人と馬の関係性を示す
エピソードとして50年に渡り、
語り継がれています。

1967年阪神大賞典に1番人気で
出走したキーストンは
抜群の手応えで最後の直線へ。

しかし、スパートをかけた直後
残り約300mの地点で故障を発生。

前のめりにバランスを崩し、
騎手は、落馬して頭を強打。

キーストン自身も数十メートル
進んだ所で転倒してしまいます。

左前脚に重度の故障を発症し
地面につける状態でないにも関わらず

脳震盪を起こし、意識を失っていた
騎手の元へ3本の脚で歩いていき
痛みに耐えて寄り添いました。

この一部始終がTV中継されていた
こともあり、キーストンの従順な姿に
多くの人が涙を流しました。

レース中の事故で命を落とした
馬については、こちらの記事を
ご覧ください。
⇒競馬で落馬すると安楽死になる?実際になくなった名馬一覧

馬の性格! 悪い競走馬は噛んだり蹴ったりする?

出典:https://twitter.com/

気性の荒い馬を見分ける方法が
1つあります。それは、

いぬ

尻尾の付け根に巻かれたリボン

リボンの付けられている馬は、
気性の悪い馬で、後ろ脚を
蹴り上げたりする危険があるので
近づくなというサインなのです。

上でご紹介したサンデーサイレンス
ではありませんが、他の馬に
噛みつこうとする馬は、
少なくありません。

人間だと性格が悪いと言われそうな
行動ですが、競走馬の場合は、
闘争心の表れとも取れます。

馬によっては、大人しい時より
元気が有り余っている時の方が
成績が良かったりするので、

各馬の調子のバロメーターを
知っておくと馬券に役立つでしょう。

まとめ

今回は馬の性格について
ご紹介してきました。

  • 草食動物である馬は、
    視覚と聴覚が発達していて
    周囲の変化に敏感
  • 気性の悪い馬も良い馬もいるが
    悪い馬ほどエピソードが豊富
  • 尻尾のリボンは
    気難しい馬の証

こういった所がポイントとなります。

人間と一緒で、競走馬の性格も
千差万別なので、各馬の特徴を
把握しておくと、予想の際に
役に立ってくると思います。

お気に入りの馬の好調時の癖や
調子が良くない時のサインから
性格を探ってみてはいかがでしょうか。


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